外国為替において、扱っている通貨の国に情勢変化が生じた場合、どのようなリスクが起こりうるのか?主なパターンとその対策についてまとめてみました。まず外国の国際情勢変化によって生じるリスクとして、「カントリーリスク」があげられます。これはその国の政情や財政状況の不安定さ等からくる信用度の低下を原因とした暴落のリスクです。対策としては扱う通貨を複数に分散させて運用することが考えられます。 次は「地政学的なリスク」です。これはテロや戦争等の特殊な状況下になった場合に為替レートが短期間のうちに激しく動くリスクです。対策としてはこの間は中立国の通貨に逃げることです。そして、「流動性のリスク」です。扱う通貨が取引量の少ないマイナーな場合、その国に関する祝日や事件事故の情報が入りにくいため、市場が祝日だったり大きな事件が起きた場合に予定していたタイミングで決済ができなくなるリスクがあります。この対策としては情報の確保できない国のマイナーな通貨は避けることです。このように国の情勢は外国為替に大きな影響を与えるので、流動性のリスク対策に限らず、扱う外貨の国の情勢は確実に把握できる体勢作りが重要ですね。